太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選

旅チャンネル

料理・グルメ

番組情報

ふらりと旅にでる。古寺名刹や歴史ゆかりの地を、おもむくままに訪ねる。景色を眺め、遠い昔に思いをはせ、満ち足りた時を過ごす。夕闇がせまると地元の居酒屋ののれんをくぐる。銘酒と肴をゆっくり愉しみ、主人やおかみ、常連客と二言三言。歴史ある古いたたずまいの居酒屋にはそれぞれの品格があり、盃を重ねるにつれ、その町の歴史と輪郭がうっすらと浮き上がる。

あゝ至福のひとときだ。おそるおそる入った地元の料理屋が旅一番の思い出となる。あゝそんな旅に行きたい・・・ と思う方には必見の番組です。

出演

居酒屋探訪家・太田和彦(アートディレクター・作家)

(c) BS11

  • #1長崎・五島列島

    居酒屋の達人・太田和彦が長崎・五島列島を旅します。”祈りの島”とも言われる五島列島、今回は島民が”上五島”と呼んでいる”中通島”を巡ります。まずは島を散策、平成30年に世界遺産に登録された頭ケ島(かしらがしま)天主堂を訪れますす。次に向かったのは、遣唐使が作り方を伝えたと言われ日本のうどんのルーツと言われている五島うどんの「麺工房こんどう」。はたかけ作業を見学します。日が暮れてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、親子で切り盛りする「寄り処 満(みつ)」へ。驚くほどのボリュームのお刺身盛り合わせで麦焼酎を味わいます。さらに、ハコフグの中に味噌を入れて焼いた地元の漁師飯「かとっぽ」をいただきます。二軒目は、亡き夫の志を受け継ぐ女将が切り盛りする「たまり茶屋 し喜」へ。あご塩焼きを地元の芋焼酎で堪能。〆には五島うどんの地獄炊きをいただきます。

    (c)BS11

  • #2長崎・佐世保

    居酒屋の達人・太田和彦が長崎・佐世保を旅します。まずは、全長1キロ、約160店のさるくシティ4○3アーケード街を散策。次に、戦時中の防空壕をそのまま生かして作られた「とんねる横丁」へ。本田蒲鉾店ですり身を揚げた蒲鉾、天ぷらをつまみ食い。女将に防空壕の製造所を見学させていただきます。日が暮れてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、地元では庶民の料亭と言われている「ささいずみ」へ。ハーブを餌に養殖された長崎ハーブしめ鯖と新鮮なイカ、アジのお造りを地酒とともにいただきます。二軒目は、昔から馴染みの女将がいる「酒・味処うさぎ」へ。名物のゴマ豆腐をお燗で堪能します。最後に、客の半数をが外国人の舶来居酒屋「ウェスタナー」でテキーラをあおってシメるのでした。

    (c)BS11

  • #3新潟市

    居酒屋の達人・太田和彦が新潟市を旅します。古くからの港町で歴史ある繁華街・古町を散策します。まずは、鮭や鱒などの食材のうま味を生かした惣菜店・加島屋で鮭茶漬けのビン詰をゲット!次に、日本遺産の燕喜館で古町芸姑の艶やかな舞を愉しみます。日が暮れてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、母と娘で営む「ふる町 ふじ村」へ。旬の柿のもと(紫の食用菊)のおひたしとお酒でいただきます。二軒目は、太田さんが新潟に来たら必ず顔を出す現役の芸者の女将が営む「酒亭 久本」へ。名物のぬかイワシの刺身と地酒を堪能します。

    (c)BS11

  • #4新潟・長岡

    居酒屋の達人・太田和彦が新潟・長岡市を旅します。16もの酒蔵があり県内でも有数の酒どころです。まずは、江戸時代から醸造が盛んな摂田屋地区に向かい、酒造資料館・瓢(ひさご)と機那サフラン酒本舗でお酒の試飲を愉しみます。を日が暮れてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、あえて新潟県外の日本酒ばかりを揃えるニューウェーブ酒場「角打ち+81カネセ商店」へ。こちらでは常に20~30の日本酒が楽しめ、アジの干物とともにお酒を味わいます。二軒目は、元々は鮮魚店として創業し3代目の店主が営む「割烹 魚仙」へ。こちらは新潟の地酒にこだわり、常時300種類以上の日本酒をそろえてます。”キング・オブ・なめろう”と言われているブリのなめろうを熱燗で堪能します。

    (c)BS11

  • #5能登・七尾で古民家酒場めぐり

    居酒屋の達人・太田和彦が石川県七尾市を旅します。能登地域の中心的な港町で豊富な魚介類が水揚げされます。ますは、能登食祭市場へ向かい地元の海の幸を物色します。次に古民家の街並み一本杉通りを散策し、老舗の鳥居醤油店の女将に会いに行きます。日が暮れてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、旧酒蔵の建物を利用した「ICOU」へ。鳥居醤油のもろみポテトやイカとアジのカルパッチョとともにお酒を味わいます。二軒目は、明治時代の呉服屋だった建物をリノベーションして若い夫婦が営む店「鶏とまつば」へ。こだわりの備長炭焼き鳥を熱燗で堪能します。

    (c)BS11

  • #6日本映画の聖地 鎌倉市大船 役者気分で一献

    居酒屋の達人・太田和彦が神奈川県鎌倉市大船を旅します。、大船といえば映画の撮影所があった街。古い映画ファンにはたまりません。まずは、大船観音へお参りに。続いて、現在はあの「男はつらいよ」などを撮影した、現在は鎌倉女子大学になっている松竹撮影所跡地を訪ねます。それから、大船仲通り商店街を散策し、「立ち呑み処 まるま」でwホッピーとちくわの磯辺揚げをいただきます。二軒目は、俳優の殿山泰司さんがやっていた店、「炭火焼 との山」へ。店主と殿山さんの昔話をしながら、串やき、牛たん、ハラミ、シソ焼きをお酒で堪能します。

    (c)BS11

  • #7湘南の古都・鎌倉をめぐる

    居酒屋の達人・太田和彦が神奈川県鎌倉市を旅します。鎌倉といえば多くの文士や映画人が愛した”湘南の古都”。まずは、水戸徳川家の姫たちが住職をつとめてきたと言われる尼寺・英勝寺へ。続いて、鎌倉彫りの職人を訪れ、鎌倉彫りの酒器を見せていただきます。一杯呑む前に殺菌効果の高い松の有機成分を含んだモール泉と呼ばれる黄金色の湯、稲村ケ崎温泉でひとっ風呂浴びます。そしてお目当ての居酒屋タイムへ。一軒目は店主が京都、東京の料亭で修業を重ねて独立した「とみやま」へ。青菜と鯛昆布シメとイサキのお造りをお酒ととにいただきます。二軒目は、地元の呑兵衛たちが足しげく通う、本に囲まれ読むこともできる「ヒグラシ文庫」へ。卵の黄身を醤油とお酒で漬けた金柑のしょう油漬けとレモンサワーを俳堪能します。

    (c)BS11

  • #8能登半島・輪島で海の幸三昧

    居酒屋の達人・太田和彦が能登半島・石川県輪島市を旅します。日本で初めて世界農業遺産となった白米千枚田の景勝地からスタート。輪島と言えば朝市。ますは、秋の食材を求め朝市を散策しながら、たくさんの海の幸を見て回ります。

    続いて、輪島工房長屋を訪ね、伝統ある輪島塗を見学します。日が暮れてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、和食、洋食、中華と幅広いメニューが揃う「どんぶらこ」へ。ヒラマサとアカガレイのお造りと地元の麴味噌を塗り直火で焼いたナスの舟焼きをお酒で味わいます。そして二軒目は、再訪となる夫婦で営む「居酒屋 連」へ。はちめ(メバル)を地酒とともに堪能し、シメは今が旬の岩ダコの釜めしを頂きます。

    (c)BS11

  • #9"名水の地"熊本で銘酒を愉しむ

    居酒屋の達人・太田和彦が城下町・熊本を旅します。"名水あるところに銘酒あり"、水前寺成趣園からスタートし、出水神社の境内にある"長寿の水"をいただきます。続いて、魚屋ととなり合わせの角打ちの酒屋に立ち寄り、ギンガメアジとお酒をいただきます。日が暮れてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、馬肉料理の「うまか屋」へ。特選の馬刺しを米焼酎とともに味わいます。そして二軒目は、再訪となる父と娘で営む「和食 島崎」へ。コノシロの刺身と鱧のすり身のさつま揚げを地酒とともに堪能します。

    (c)BS11

  • #10熊本・天草で世界遺産をめぐる

    居酒屋の達人・太田和彦が熊本県天草市を旅します。大小120余りの島々を擁する天草は、南蛮文化やキリシタンの歴史を伝える施設も見もの。今回は、中心部の本渡地区をめぐります。

    島原の乱の激戦地であった国指定重要文化財の「祇園橋」から探訪スタート。続いて、今年6月に世界文化遺産に登録された﨑津集落に向かい、「﨑津教会」でその歴史に感銘を受け......。その後は、「きんつ市場」にて新鮮な地元の海の幸を試食します。 日が暮れればお目当ての居酒屋へ......。一軒目は、『天草大王 地鶏のたぐち』。地鶏・天草大王の焼鳥を、地元の焼酎と共にいただきます。そして二軒目は、再訪となる『入福(いりふく)』へ。アオリイカなどの刺盛りと、ウツボのたたきを、銘酒とともに堪能します。

    (c)BS11

  • #11殿さま気どりで一献!駿府・静岡で海の幸三昧

    居酒屋の達人・太田和彦が、静岡県静岡市を旅します。静岡市は、徳川家康が隠居所と定めた駿府城を頂く城下町。まずは標高307メートルの絶景ポイント、11月にオープンしたばかりの「日本平夢テラス」の展望台から、霊峰富士を眺めます。そこからロープーウェイで久能山へ登り、家康ゆかりの神社、久能山東照宮を参拝。

    さて、しかる後に市街地へ移動し、まずは鮮魚店も兼ねた『大石商店』での昼飲みから......。太刀魚のフライで、ビールを一杯。新鮮な本マグロやカツオの刺身は、地酒で愉しみます。日も暮れての二軒目は、再訪となる老舗の大衆酒場『多可能(たかの)』へ。生シラスと酢アジを、燗酒で堪能。今宵も酒が進みます......。

    (c)BS11

  • #12東京・神楽坂で隠れ家風の名店をめぐる

    居酒屋の達人・太田和彦が東京・神楽坂を旅します。神楽坂は明治~大正~昭和にかけ花街として栄えた街。最近は伝統を大切にしながら、新たな風が吹き込み若者にも人気です。まずは、神楽坂の象徴と言われる毘沙門天・善國寺からスタート。続いて、今話題の和雑貨店「のレン」で、和紙や麴の発酵食品を物色します。そしてお目当ての居酒屋へ。一軒目は、グルメランキングでも常にトップクラスの人気店「石臼引き手打ち 蕎楽亭(きょうらくてい)」へ。はまぐりと小柱の天ぷら、二色そばをお酒とともにいただきます。二軒目は、古民家を改装した魚料理が人気の「酒卜壽」へ。看板料理の貝の浜盛焼きと毛ガニのコールスローと日本酒を堪能します。シメは、モルトバー「バー・フィンガル (Bar Fingal)」でウイスキーを頂きます。

    (c)BS11

視聴方法