にっぽん酒処めぐり

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番組情報

旅人は、酒場雑誌『古典酒場』 の元編集長 倉嶋紀和子。

多くの酒蔵を訪問した経験から、蔵人が地元の農家と協力しその土地ならではの味を求めて日々酒米を研究している姿をみて、酒造りとは、=(イコール)農業だと実感。新シリーズでは、米作りにも注目。蔵人とともに農家を訪問し、稲刈りなども体験します。また、日本酒の約80%を構成する水にも注目。蔵人とその源流を訪問し名水の秘密を探ります。その他、知っていると自慢できるようなお酒のトリビアも番組内でご紹介していきます。

出演者プロフィール

倉嶋紀和子(くらしま・きわこ)

1973年生 熊本県出身。
三栄書房へ入社後、編集長として酒場雑誌『古典酒場』を創刊。
独立後、お酒をテーマにした様々な活動を展開。

  • 第1話 東京都港区 その1

    今回の取材地は東京都港区。オフィス街の真ん中・芝に100年の時を経て蘇った酒蔵、東京港醸造さんを訪問。その味、そしてプレミア性から巷で話題の銘酒「江戸開城」を試飲。人気の秘密に迫ります。さらに今回、特別編として様々な垣根を飛び越えて出演してくださったのが呑兵衛の大先輩、酒場ライターの吉田類さん。新橋の日本酒バーで、今こそ飲みたい数々の美酒に2人して心酔。酔った勢いの赤裸々トークは必聴です。

  • 第2話 東京都港区 その2

    今回の取材地は東京都港区。特別編のゲストとして出演してくださった酒場ライターの吉田類さんと三田の名店で一献。「番組を長く続けるコツ」などの仕事トークから、「恋や結婚」などの私生活のエピソードまで、倉嶋さんが酔った勢いで類さんに迫ります。そして浜松町ではぬる癇とフレンチのマリアージュに驚愕。さらに倉嶋さんが常連というマニアックな立ち飲み店を訪問。スパイスの効いた絶品煮込みを堪能します。

  • 第3話 兵庫県神戸市 その1

    今回の取材地は兵庫県神戸市。歴史ある港町、西洋文明の入口として栄えた街並みを楽しみつつ、腹ごしらえに昼飲みできる居酒屋を訪問。灘の燗酒に酔いしれながら、鯖の生ずしで一献。ご当地ならではの珍しいレモンサワーも楽しみます。その後、創業500年という老舗、剣菱酒造を訪問。「杉製の暖気樽は社内で作る」「社長自ら米の検査を行う」という拘りぶり。その理由は「止まった時計でいろ」という家訓に秘密がありました。

  • 第4話 兵庫県神戸市 その4

    今回の取材地は兵庫県神戸市。「灘の生一本」でおなじみ、酒蔵が点在する東灘区の街をぶらり。出会った酒造資料館では酒造りの歴史を学ぶとともに、ここでしか味わえないという銘酒を楽しみます。日が暮れたら三宮の街へ。創作性あふれるくずし割烹の妙を楽しみ、古典酒場編集長が大好物な風情を醸し出す創業100年の居酒屋にバッタリ。さらに「日本酒はワイングラスで!」という絶品フレンチの店で酔いしれます。

  • 第5話 石川県小松市

    今回の取材地は石川県小松市。新幹線で金沢駅に降り立った倉嶋さん。かけつけ一杯、ということで加賀の庶民の台所・近江町市場へ。のどぐろ・香箱ガニなど名物で一献。腹ごしらえが終わったところで小松市へ移動。現代の名工で知られる、農口尚彦が杜氏を行う「農口尚彦研究所」を訪問。洗練された蔵で造られる銘酒をテイスティング。そして酒にあう和菓子に驚愕。80を超えてもなお多忙な杜氏。お会いすることはできるのか?

  • 第6話 石川県金沢市

    今回の取材地は石川県金沢市。金沢と言えば寿司、ということで早々に寿司屋へ。地魚の握りをつまみながら一杯やっていると、締めに出てきたのは意外な食材を使った一貫。その後は倉嶋さんが必ず行くという馴染みのお店を訪問。街の外れにある小さなバーで極上のハイボールと燻製で一献。茶屋街近くのお店ではにごり酒のぬる癇と酒にあう塩むすびに驚き。最後は金沢おでんの名店を訪問。香箱ガニのおでんと地酒に酔いしれます。

  • 第9話 佐賀県唐津市・小城市

    今回の旅は佐賀県。まずは港町・唐津市へ。日本三大朝市の一つと言われる呼子を訪問。アジ・サバなどの干物で一杯やりながら、一番の名物であるイカの活き造りを食しに行く。イカが一番の大好物という倉嶋さん。鮮度抜群の透明な肴に冷酒も進む。その後は小城市へ移動。蛍も住むという水処にあるのは銘酒「天山」「七田」でおなじみの天山酒造。九州のみで販売されているという人気の「岩の蔵」を試飲。その味に酔いしれる。

  • 第10話 佐賀県佐賀市

    今回は佐賀市。玄界灘で獲れた海産物、有明海で獲れた珍味、人気の和牛など、美食の宝庫・佐賀で飲み明かす。まずは明るいうちからやっている老舗酒屋の角打ちで一献。その後、立ち寄った蒲鉾屋で焼きちくわ作りを体験。夜も更けたところで老舗居酒屋を訪問。有明海の珍味と銘酒に夢心地。そして鉄板焼きではジューシーな佐賀牛を堪能。オリジナルカクテルに酔う。さらに財布に優しい素敵な立ち飲みを発見。九州の夜を満喫する。

  • 第11話 奈良県奈良市・御所市

    今回の旅は奈良県。実は清酒発祥の地とも言われている奈良。そこでその面影を巡るため、石碑のある正暦寺にお参り。「今回も良いお酒に巡り合えますように」。その思いが通じたか、歴史ある渋い角打ちを発見し一献。その後電車に揺られ御所市へ。爽快感あるのど越しで人気の「風の森」を造る油長酒造を訪問。酒米である秋津穂の田んぼをまわり農家さんに思いを拝聴。そして蔵では、まさに今しぼったばかりのお酒を満喫します。

  • 第12話 奈良県奈良市

    今回は奈良市の酒場を訪問。しかし時間がまだ早いという事で、まずは東大寺で大仏様の御顔を拝見。帰りは奈良漬屋、餅屋でお土産を購入。その後「事前に調べてきた」というお店を訪問。地元の大和野菜・大和肉鶏を扱う居酒屋さんで大いに飲み、創作性あふれる“寧楽(なら)料理”のお店では極上の燻製に悶絶。終電ギリギリまで飲み続ける酔女。最後はカウンターにお惣菜が並ぶ老舗小料理屋へ。「食の奈良」を満喫します。

  • 第13話 2019年総集編

    今回は東京・西新橋。日本酒の品揃えが豊富な人気店「鯨の離れ」で2019年の旅を振り返ります。
    吉田類さんが来てくださった東京・港区編では100年の時を経て蘇った酒蔵を訪問。神戸ではご当地の割材で頂くサワーを紹介。金沢はなんといってもお寿司。ただ一番印象に残っているのは魚介類ではない!?さらに豊盃を飲みつくした弘前、数々の珍味に唸り続けた佐賀、搾りたて感動した奈良など、思い出を肴に一献楽しみます。

  • 第14話 東京都東村山市・杉並区

    今回は東京。都内にある酒蔵をあらためて知っておきたいという倉嶋さん。訪れたのは東村山市にあり、今評判の銘酒「屋守」を醸す豊島屋酒造。地下150mから引き上げる水で造る酒に酔いしれる。そして夜は23区で一番西にある呑兵衛横丁が人気、杉並区西荻窪を訪問。今回は飲み歩き番組のパイオニア、太田和彦さんをお迎えし2人で飲み歩き。20年前に始まった「全国居酒屋紀行」。その知られざるエピソードで盛り上がる。

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